シーリング工事とは・・・
ビルや住宅等の建築物の外壁を見ると、遠目には壁いっぱいに1枚板が
取付けてあるように見えますが、接近して見ると壁をいくつかに分割した外壁部材が、
縦横に少し隙間をあけて取付けられているのが解かります。
この隙間を目地と呼びます。
目地を作る理由は、外壁部材が温度や湿度の変化によって伸び縮みしたり、
あるいは地震や風圧によって、位置がずれたりして、
外壁部材が相互にぶつかり合うのを防ぐ為に作ります。
でも、このままの状態では目地から水や空気が出入して、水密性・気密性を損なうので、
外壁としての機能を果たしません。
その際に行うのがシーリング工事です。
温度や湿度の変化による、建築物の伸び縮みにも柔軟に対応しなければなりませんし、
また建物の外に見えている部分ですから、仕上がりの美しさも重要です。
ALCは気泡コンクリートと呼ばれる 特殊コンクリートの一種です。 気泡コンクリートとは、セメント中に スポンジ状の気泡を入れて 軽量化をはかったコンクリートのことを言い、 大別すると以下の2種類に分類されます。
1.建築現場でセメントに発泡剤を加えて固化させる現場打ち気泡コンクリート
2.工場で発泡・固化後に高温高圧中で蒸し焼きにして製造されるALC
アスロックは、一般名を押出成形セメント板 (Extruded cement panel、以下ECPと記します)と呼びます。 セメント、けい酸質原料及び繊維質原料を用いて、 中空を有する板状に押出成形し、オートクレーブ養生したパネルです。
1.排水機構としての溝付の形状を有し、防水性が非常に優れています。
2.アスロックは完全無機質ですから、耐久性、耐候性が優れています。
アルミやスチールを利用した物や樹脂で出来た物などがあるが、セメントや珪酸カルシウムなどで作られた物を窯業系サイディングと呼び、建物の防火性能を向上させることが出来る。
1.主として建築物の外装に用いられ、色、柄のパターンが豊富なことが特徴
2.サイディングの裏面に空気の通り道を作る「外壁通気構法」で住まいの耐久性と快適性を向上させます。
適切な改修工事を行うことで、外観を美しく蘇らせるのはもちろん、建物を保護し、寿命をさらに延ばすことも可能です。
1.建物の強度を維持します。
2.雨漏りを防ぎ内部の材質の保護ができます。